ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「カンムリツクシガモ」の意味・わかりやすい解説
カンムリツクシガモ
Tadorna cristata; crested shelduck
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鳥綱カモ目カモ科の鳥。ツクシガモ類7種のうち、絶滅したと思われてきた東アジア産の著名な種。全長約64センチメートル。雄の頭上は黒く羽冠があり、顔から頸(くび)は灰色、体は灰褐色に白く細かい波線が密にあり、胸は黒い。雌の顔から頸は白く、黒い羽冠と眼鏡状の黒帯があり、体は黒褐色と黄白色の波斑(はん)である。日本には古画があるが、その図のように特徴の明らかな種である。旧ソ連と韓国で捕獲され現存する剥製(はくせい)3体のうち、2体は東京の渋谷にある山階(やましな)鳥類研究所に所蔵されている。1971年朝鮮半島北部で観察されたという報告があり、生存の可能性もでてきた。
[黒田長久]
出典 小学館の図鑑NEO[新版]鳥小学館の図鑑NEO[新版]鳥について 情報
…カササギガモCamptorhynchus labradorius(英名Labrador duck)は1875年以来記録がない。カンムリツクシガモTadorna cristata(英名crested shelduck)は1965年ころに観察記録があるが,それ以前の標本3体が残っているだけである。いずれも絶滅したと考えられる。…
※「カンムリツクシガモ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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