ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ガジャパティ朝」の意味・わかりやすい解説 ガジャパティ朝ガジャパティちょうGajapati 中世インド,オリッサの王朝。 1430年頃,カピレーシュバラ (カピレーンドラ) はガンガ朝から実権を奪って王国を建て,スーリヤバンシャのクシャトリヤと称して周辺の地域に進撃し,一時はガンジス川まで勢力が及んだことがあった。しかし南北の強大な勢力に圧迫されて,105年間で滅亡した。このときオーリヤ文学が栄え,またチャイタニヤがこの領域でビシュヌ派の信仰を鼓吹した。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by