20世紀西洋人名事典 「ガリナウラノワ」の解説
ガリナ ウラノワ
Galina Sergeevna Ulanova
1910.1.10 -
ソ連のバレリーナ。
ペテルブルグ生まれ。
両親が舞踊家の家に生まれ、ワガーノワに師事し、1928年レニングラード舞踊学校を卒業、その後国立オペラ・バレエ劇場(キーロフ劇場)の専属となる。古典と新作に主演、「白鳥の湖」の主役を演劇的才能で完璧な形象化に成功。’44年ボリショイ劇場に移籍、主な作品に「ジゼル」、「ロミオとジュリエット」がある。パブロワにつぐ世紀の舞姫といわれ、「赤いけし」、「石の花」など革命後のソ連のバレエの代表作にも出演、’41年スターリン賞’、’57年レーニン賞を受賞。62年引退。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報