キャリコ

デジタル大辞泉 「キャリコ」の意味・読み・例文・類語

キャリコ(calico)

金魚の一品種。三色出目金琉金りゅうきんとの雑種体色三色出目金に、体形琉金に似る。キャリコ琉金
キャラコ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「キャリコ」の意味・読み・例文・類語

キャリコ

  1. 〘 名詞 〙 ( [英語] calico )
  2. キャラコ
  3. 金魚の一種リュウキンデメキンを交配したもので、形はリュウキンに似、鱗(うろこ)はデメキンに似て、シュブンキンのような斑紋のあるもの。
    1. [初出の実例]「いままで絢爛(けんらん)に泳いでゐた二つのキャリコの金魚が」(出典:花は勁し(1937)〈岡本かの子〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

犬&猫:ペットの品種がわかる事典 「キャリコ」の解説

キャリコ【Calico】

猫の模様ひとつトーティシェルの2色に白が入ったまだら模様のこと。一般に黒、赤(茶)、白の三毛(みけ)をいう。

出典 講談社犬&猫:ペットの品種がわかる事典について 情報

デジタル大辞泉プラス 「キャリコ」の解説

キャリコ

金魚の体色の名。キャリコ琉金に代表される、赤・白・黒・青(浅葱色)の入り混じった雑色柄をさす。「キャリコ柄」ともいう。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

世界大百科事典(旧版)内のキャリコの言及

【アメリカ・インディアン】より

… パレオ・インディアン文化よりもさらに古い先史文化の存在は,各種の資料に基づいて主張されてきた。たとえば,A.D.クリーガーによる〈先尖頭器文化〉,L.S.B.リーキーらによるキャリコ山(アメリカ合衆国カリフォルニア州)の旧石器,W.N.アービングらによるオールド・クロー盆地(カナダ,ユーコン・テリトリー)の古い骨角器の存在などがその根拠とされてきたが,いずれも全研究者を納得させる資料とはいい難い。そのなかで,北アメリカ東部ペンシルベニア州のメドークロフト岩陰遺跡出土の資料は,石刃技法による石刃,尖頭器の製作に特徴づけられる。…

【キンギョ(金魚∥錦魚)】より

…デメキンは色彩によりアカデメ(赤出目)(イラスト),クロデメ(黒出目)およびサンシキデメ(三色出目。キャリコデメともいう)(イラスト)の3品種に細分される。両眼が背方へ突出するものをチョウテンガン(頂天眼。…

【キャラコ】より

…平織綿織物の一種。キャリコcalicoの俗称。インドで初めて生産され集産地のカリカットCalicutから輸出されたので,この名がある。…

※「キャリコ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android