インドネシア,ジャワ島東部にある都市。人口25万2126(2003)。ケディリとも呼ぶ。北東に流れるブランタス川の中流に位置する。東のクルード,西のウィリス両火山にはさまれた肥沃なクディリ平野の中心として,古くからよく開けていた。10世紀前半から13世紀前半にかけてジャワに勢力を振るったクディリ朝の故地で,ジョヨボヨ王の統治やジャワ古典文学の隆盛で有名であった。付近にはヒンドゥー教の遺跡も多い。周辺の地域で栽培されるコーヒー,米,キャッサバ,サトウキビなどの集散地である。ブランタス川はときに氾濫して流域住民を悩ませたが,市の南方,ブランタス川上流で,日本の経済・技術援助による地域の総合開発が進められた。
執筆者:別技 篤彦
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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