クラドスポリウム(その他表記)Cladosporium

デジタル大辞泉 「クラドスポリウム」の意味・読み・例文・類語

クラドスポリウム(Cladosporium)

俗にクロカビと呼ばれる好湿性の真菌土壌などの自然環境に広く分布する。浴室や結露した壁・窓枠など住居内のさまざまな場所で繁殖し、暗緑色から黒色コロニーをつくる。衣類食品・紙などにも発生し、胞子アレルギー原因となる。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「クラドスポリウム」の意味・わかりやすい解説

クラドスポリウム
Cladosporium

不完全菌類モニリア目に入れられる糸状菌空中に立上がった菌糸は黒色,輪生的に分枝して樹状を呈するが,その小枝先端に胞子をつける。胞子はブラストポーア型で菌糸端が芽状にふくらみ,その下に隔壁を生じることによって菌糸から独立して落下する。きわめて普通に土壌中に分布する。菌糸は有色なので,繊維白壁などにつくと汚染がひどい。

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