ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「クロタール1世」の意味・わかりやすい解説
クロタール1世
クロタールいっせい
Chlothar(Clotaire) I
[没]561. コンピエーニュ
メロビング朝時代のフランク王国2代目の王 (在位 558~561) 。クロービス1世の4人の子の末子。父の死後,4分国となったフランク王国のなかのソアソン王となり (511) ,兄と協力してチューリンゲン (531) ,ブルグンド (534) ,プロバンス (536) を征服。父の死後 20年で全ガリアを支配。3人の兄の死で,558年全フランクの王としてメロビング朝最盛期を現出。死後,領土は4子に分割された。
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