ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「クロヨナ」の意味・わかりやすい解説
クロヨナ
Pongamia pinnata
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マメ科(APG分類:マメ科)の常緑高木で高さ8~25メートル。葉は奇数羽状複葉で革質。小葉は5~7枚、卵形で先端はやや長く、長さ6~15センチメートル、頂小葉がもっとも大きい。9~11月、小枝の葉腋(ようえき)に総状花序を出し、淡紅紫色で長さ約1.5センチメートルの蝶形花(ちょうけいか)をやや密につける。豆果は木質で堅く、長楕円(ちょうだえん)形で長さ5~7センチメートル。屋久島と沖縄の海岸林の中に生え、アジア、オセアニアの海岸地方に広く分布する。名は、沖縄の方言、ユナ(沖縄)に生える樹皮の黒い木の意味である。
[立石庸一 2019年10月18日]
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