グレア(英語表記)glare

翻訳|glare

デジタル大辞泉 「グレア」の意味・読み・例文・類語

グレア(glare)

まぶしい光。ぎらぎらと輝く光。
光沢。特に、コンピューターディスプレーなどの表面に施される光沢処理のこと。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

改訂新版 世界大百科事典 「グレア」の意味・わかりやすい解説

グレア
glare

物の見え方の良否に影響を与える要因の一つで〈まぶしさ〉のこと。視野の中に部分的に極端に明るいところがあると,見ようとする対象が見にくくなったり,不快を感じたりする現象を指す。逆光で写真を撮る場合,背景光源が入ると背景ばかり明るく写って肝心の被写体は暗くなる。これは明暗の幅が過大でフィルムの能力を超えるからで,人間の目にも同様の現象が起きる。夜間,対向車の前照灯によるグレアで,ドライバーが横断者を見そこなう現象が示すように,周囲が暗いと強いグレアが生ずる。一般的に,視線から30度の範囲に光源やその反射像が入ると強いグレアを生ずるので,この範囲をグレア帯域と呼び,照明設計に際してこの帯域に留意する必要がある。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

リフォーム用語集 「グレア」の解説

グレア

不快感や物の見えづらさを生じさせるような「まぶしさ」のこと。照明器具の設計や照明計画などにおいて防ぐ事が必須。光源とその周辺との明るさのバランスや、直接光・間接光の別、視線の方向と光源のなす角度などにもよる。

出典 リフォーム ホームプロリフォーム用語集について 情報

家とインテリアの用語がわかる辞典 「グレア」の解説

グレア【glare】

ものが見えにくくなるようなまぶしい光。また、視野に極端な輝度の不均衡が生じている場合などに、ものが見えにくくなったり、不快を感じたりする現象。

出典 講談社家とインテリアの用語がわかる辞典について 情報

レーシック関連用語集 「グレア」の解説

グレア

レーシックの手術後、蛍光灯の下などでまぶしく感じたりする現象のことです。人によりますが、半年~1年でほぼ解消すると言われています。 

出典 レーシックNETレーシック関連用語集について 情報

世界大百科事典(旧版)内のグレアの言及

【照明】より

…以下,照明の質に関係する要因を指摘する。(1)グレア グレアというのは,視野の中に飛びぬけて明るい物があったり,強すぎるコントラストがあったりすると,不快な感じを受け,さらに程度が進むと,実際に物が見えなくなる現象を指す。照明の量(ルクス)は多いほどよいが,高い照度に伴って現れやすいこのグレア(要するにまぶしさ)に注意する必要がある。…

※「グレア」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android