普及版 字通 「ケイ・うらなう」の読み・字形・画数・意味
6画
[字訓] うらなう
[字形] 会意
占+(さつ)。字はもとに作り、祝告して卜問する意。〔説文〕三下に「は卜して以て疑はしきを問ふなり。~讀むこと稽と同じ」とあり、そのの異文。古くはに作り、のち稽に作る。
[訓義]
1. うらなう。
2. かんがえる。
[古辞書の訓]
〔字鏡集〕 イタダク・カタブク・ハルカニ・トドム・ヲガム・イタル
[熟語]
訓▶・語▶・仙▶・壇▶・盤▶・筆▶
[下接語]
扶
5画
[字訓] うらなう
[説文解字]
[金文]
[字形] 会意
口+卜。口は(さい)、祝告ののりと。〔説文〕三下に「卜して以て疑はしきを問ふなり。口卜に從ふ。讀むこと稽と同じ」とし、「書に云ふ、疑(けいぎ)」と〔書、洪範〕の語を引く。卜することを告げて、貞卜を行う。また稽と声義が通じる。
[訓義]
1. うらなう。
2. かんがえる。
3. 字はまたに作る。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕 イタシ・トフ・ウタヘ 〔字鏡集〕 ウタヘ・イタシ・ウツ・トフ
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報