コウボラ(読み)こうぼら(その他表記)Kouvola

デジタル大辞泉 「コウボラ」の意味・読み・例文・類語

コウボラ(Kouvola)

フィンランド南部の都市ヘルシンキ北東約120キロメートル、キュミ川沿いに位置する。鉄道水運などの交通要地製紙業パルプ工業発達。ティキマキという遊園地有名

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「コウボラ」の意味・わかりやすい解説

コウボラ
こうぼら
Kouvola

フィンランド南部の工業都市。パイヤンネ湖水系の唯一の排水河川であるキュミ川がサルパウスセルカのエンド・モレーン(端堆石(たんたいせき))を切って流下する地点に発達する。人口3万1614(1999)。水陸交通の交点であり、水力が得やすいことから、パルプ、製紙業が発達している。サイマー湖水系からも、トラック、鉄道などで原木が運び込まれる。

[塚田秀雄]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「コウボラ」の意味・わかりやすい解説

コウボラ
Kouvola

フィンランド南東部,キュミ県県都県内最大の商港コトカと,内陸の諸都市を結ぶ交通の一大中心地。 1921年建設。主要な製紙工場,繊維工場が近隣にあるため,コウボラは特別に鉄道を敷設し,産業振興をはかっている。人口3万 2022 (1992推計) 。

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