擽ったい(読み)クスグッタイ

デジタル大辞泉 「擽ったい」の意味・読み・例文・類語

くすぐった・い【×擽ったい】

[形][文]くすぐった・し[ク]
くすぐられるなど、皮膚刺激を受けて、むずむずした感じがするさま。こそばゆい。「背中が―・い」
なんとなく恥ずかしいような気持ちがするさま。きまりが悪い。「そんなにほめられると―・い」
[派生]くすぐったがる[動ラ五]くすぐったげ[形動]くすぐったさ[名]
[類語](1かゆいむずがゆいこそばゆい痛痒いむずむず/(2こそばゆいうら恥ずかしい気恥ずかしい小恥ずかしいきまり悪い恥ずかしいばつが悪い照れ臭い面映ゆい尻こそばゆいやましい後ろめたい後ろ暗い名折れつら汚し赤恥羞恥生き恥死に恥恥さらし面目ない不名誉不面目肩身が狭い合わせる顔がない身の置き所が無い穴があったら入りたい面目次第も無い汗顔・汗顔の至り冷汗三斗・冷や汗もの・忸怩じくじ顔向けが出来ない顔が合わせられない顔が潰れるどの面下げて恥じ入るかた無し恥をかく身の縮む思い申し訳ないすまない心苦しい気の毒気がとがめる負い目自責面目丸潰れ面目を失う泥を塗る名を折る名を汚す消え入る間が悪いまばゆい顔負け寝覚めが悪い引け目劣等感コンプレックス身に覚えがある叩けばほこりが出る胡散うさん臭い訳有り黒歴史すねきず持つ秘め事呵責かしゃく針のむしろ罪悪感痛心十字架を背負う慙愧ざんきほぞ悔悟悔悛かいしゅん懺悔ざんげ痛恨

こそぐった・い【×擽ったい】

[形]くすぐったい。こそばゆい。
何処どこか―・いという恰好で会釈をする」〈紅葉・二人女房〉
[類語]くすぐったいかゆいむずがゆいこそばゆい痛痒いむずむずこそばゆいうら恥ずかしい気恥ずかしい小恥ずかしいきまり悪い恥ずかしいばつが悪い照れ臭い面映ゆい尻こそばゆい

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精選版 日本国語大辞典 「擽ったい」の意味・読み・例文・類語

くすぐった・い【擽】

  1. 〘 形容詞口語形活用 〙
    [ 文語形 ]くすぐった・し 〘 形容詞ク活用 〙
  2. 皮膚の敏感なところを、物がさわったり、くすぐられたりして、我慢できないほどむずむずした感じがする。こそばゆい。
    1. [初出の実例]「ヲヲくすぐってェわな」(出典:洒落本・当世左様候(1776))
  3. ほめられたりして、きまりがわるい。てれくさい。
    1. [初出の実例]「『貴方は堅いからね〈略〉』敬太郎は少し羞痒(クスグッ)たいやうな気がした」(出典:彼岸過迄(1912)〈夏目漱石風呂の後)
  4. 物足りない。
    1. [初出の実例]「今日一日酔ってはゐるけれど、此やうな小盃では少しくすぐったいやうじゃ」(出典:洒落本・遊子方言(1770)発端)

擽ったいの派生語

くすぐった‐が・る
  1. 〘 自動詞 ラ行五(四) 〙

擽ったいの派生語

くすぐった‐げ
  1. 〘 形容動詞ナリ活用 〙

擽ったいの派生語

くすぐった‐さ
  1. 〘 名詞 〙

こそぐった・い【擽】

  1. 〘 形容詞口語形活用 〙 くすぐったい。こそばゆい。こそばい
    1. [初出の実例]「こそぐったい、はなせはなせ」(出典:洒落本・郭中奇譚(1769)弄花巵言)

擽ったいの派生語

こそぐった‐さ
  1. 〘 名詞 〙

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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