コプリック斑(読み)コプリックはん(英語表記)Koplick's spots

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「コプリック斑」の意味・わかりやすい解説

コプリック斑
コプリックはん
Koplick's spots

麻疹 (はしか) 患者大部分に現れる頬粘膜の斑点臼歯に対する部分境界明瞭なやや隆起した粘膜疹ができる。皮疹よりも早く約2日前に現れるので,早期診断の手掛りになっている。猩紅熱風疹ではこれが出ない。アメリカ小児科医 H.コプリック (1858~1927) が 1896年に記載した。

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