コルサコフ病(読み)コルサコフびょう

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百科事典マイペディア 「コルサコフ病」の意味・わかりやすい解説

コルサコフ病【コルサコフびょう】

慢性アルコール中毒性精神病のうちコルサコフ症候群を示すもの。コルサコフ症候群はその他各種薬物中毒,糖尿病,老人性認知症(痴呆(ちほう))などに伴ってみられる精神症状群で,記銘力障害,見当識障害(場所・時間・人を正しく判断できなくなる),作話(ありもしない作り話をする)の3症状から成り立つ。この症状群をもつ患者は一見思慮分別があるように思われるが,長く話していると,時々の事象,周囲の出来事を間違えたり,知人を忘れたりし,その記憶の欠陥を作り話で補おうとする。この症状を初めて記載したロシアの神経学者S.S.コルサコフ〔1854-1900〕にちなんでこの名称が与えられた。
→関連項目記憶障害|作話症

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