デジタル大辞泉 「コーダー城」の意味・読み・例文・類語 コーダー‐じょう〔‐ジヤウ〕【コーダー城】 《Cawdor Castle》英国スコットランド北部の都市インバネスの郊外にある城。現存する最も古い部分は14世紀に造られた塔と考えられる。17世紀に現在見られる姿になった。庭園の美しさと豪華な調度品、そしてシェークスピアの悲劇「マクベス」の舞台となった城として知られる。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
世界の観光地名がわかる事典 「コーダー城」の解説 コーダーじょう【コーダー城】 イギリスのスコットランド北西部、ハイランド地方唯一の都市インバネス(Inverness)近郊にある古城。コーダー城の原型が建てられたのは14世紀で、この一帯の領主のコーダー家の居城である。シェークスピアの四大悲劇の一つ『マクベス』の舞台(マクベスの居城のモデル)となった城として有名だが、マクベスは11世紀のスコットランド王なので、実際はマクベスと関係はない。城内のソーンツリールームという丸天井の部屋には、この城の由来を語るイバラの木がある。中世の城の佇まいとともに手入れの行き届いた庭園も一見の価値がある。 出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報