デジタル大辞泉 の解説 サイレント‐マジョリティー(silent majority) 声高に自分の政治的意見を唱えることをしない一般大衆。物言わぬ大衆。声なき声。⇔ボーカルマイノリティー。[補説]米国大統領ニクソンが演説で使用した語。政策に対し一部に反対意見があっても、意思表示をしない大多数は肯定していると解釈したもの。日本では多く、政治家は物言わぬ大衆の願望に耳を傾けるべきだという気持ちをこめて使われる。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説 サイレント・マジョリティーsilent majority 「静かなる多数派」という意味の言葉。有権者の多くは強く意見を表明することはあまりないから無視してしまいがちであるが,注意深く耳を傾けるべきであるという含みを持つ。これは,マスコミがしばしば注目する強い主張を持った評論家のような少数の論者たちとは異なり,おおむね穏健で保守的な考え方を持つ場合が多いので,識者やオピニオン・リーダーの見解とは必ずしも一致しない。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by