デジタル大辞泉 「サトゥマーレ」の意味・読み・例文・類語 サトゥ‐マーレ(Satu Mare) ルーマニア北西部の都市。ソメシュ川沿いに位置し、ハンガリー、ウクライナとの国境に近い。道路・鉄道交通の要地で、工業が盛ん。ユダヤ教ハシディズムの一派、サトマール派発祥の地。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
日本大百科全書(ニッポニカ) 「サトゥマーレ」の意味・わかりやすい解説 サトゥ・マーレさとぅまーれSatu-Mare ルーマニア北西端、サトゥ・マーレ県の県都。西部平原を北流するソメシュ川の右岸にあり、ハンガリーとの国境に近い。人口11万5630(2002)。住民はハンガリー人が多い。周辺地域の商業中心地であるとともに、採鉱機械、鉄道車両、自動車、冶金(やきん)、電機、家具、繊維、皮革、食品などの工業が発達している。9~10世紀にサトマル国が成立して要塞(ようさい)が築かれ、13世紀には交易都市に発展した。18世紀のバロック様式の教会や大聖堂がある。[佐々田誠之助] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「サトゥマーレ」の意味・わかりやすい解説 サトゥマーレSatu Mare ルーマニア北西部,サトゥマーレ県 (面積 4405km2。人口 40万 100〈1992推計〉) の県都。ソメシュ川 (サモシュ川) にのぞむ商工業の中心地で,ウクライナ,ハンガリーとルーマニアを結ぶ交通の要地。機械,金属加工,繊維工業が行われる。人口 13万 1859 (1992推計) 。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by