サフロール(英語表記)safrol

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「サフロール」の意味・わかりやすい解説

サフロール
safrol

サッサフラス油主成分。しょうのう赤油を急激に冷却すると結晶として得られる。芳香があり,融点 11℃,沸点 234.5℃。水に不溶,エチルアルコールエーテルに可溶。ピペロナールやバニリンの合成原料,石鹸,チューインガム,医薬などの香料として使われる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

お手玉

世界各地で古くから行われている遊戯の一つ。日本では,小豆,米,じゅず玉などを小袋に詰め,5~7個の袋を組として,これらを連続して空中に投げ上げ,落さないように両手または片手で取りさばき,投げ玉の数や継...

お手玉の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android