旺文社世界史事典 三訂版 「サレカット-イスラーム」の解説
サレカット−イスラーム
Sarekat Islam
ジャワ島中部のスラカルタで生まれたが,当初はムスリム商人が華僑に対抗するための互助組織であった。1916年ごろより政治色を強め,第一次世界大戦後の民族運動高揚期には200万人ものメンバーを擁する一大政治勢力に成長した。オランダに対する自治や独立を要求したが,1920年代にはいるとオランダ政庁の厳しい弾圧を受けて衰退した。
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