サンギヘ諸島(読み)サンギヘショトウ(英語表記)Kepulauan Sangihe

デジタル大辞泉 「サンギヘ諸島」の意味・読み・例文・類語

サンギヘ‐しょとう〔‐シヨタウ〕【サンギヘ諸島】

Kepulauau Sangiheインドネシア北東部、スラウェシ島の北東沖に浮かぶ諸島。西はセレベス海、東はモルッカ海に面し、主島サンギヘ島をはじめシアウ島、ビアロ島、タフランダン島などが南北に連なる。サンギヘ島に同諸島の中心地タフナ、および活火山アウ山がある。サンギル諸島

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改訂新版 世界大百科事典 「サンギヘ諸島」の意味・わかりやすい解説

サンギヘ[諸島]
Kepulauan Sangihe

インドネシア,スラウェシセレベス)島北東部に連なる島群。サンギヘ,シアウ,ビアロなどの島々がほぼ南北に延びる。総面積816km2人口約19万。いずれも火山島で,地形は山がちである。主島は最大のサンギヘ島で,しばしば噴火したアウ火山(1860m)がそびえる。諸島の住民はスラウェシ北部と同じくミナハサ族を主とし,キリスト教化されている。ヤシ類の栽培米作が行われるほか,近海が良い漁場となっている。
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日本大百科全書(ニッポニカ) 「サンギヘ諸島」の意味・わかりやすい解説

サンギヘ諸島
さんぎへしょとう
Kepulauau Sangihe

インドネシア、スラウェシ島北東岸沖にある諸島。サンギヘ島を主島としてシアウSiau島、ビアロBiaro島などの島々が南北に連なる。西はセレベス海、東はモルッカ海に面する。面積816平方キロメートル、人口約20万。いずれも火山島で、サンギヘ島北部には、1640年以降しばしば噴火し多くの死者を出したアウ火山(1320メートル)がそびえる。土地は肥沃(ひよく)で、コプラ大麻、米などを産する。住民はミナハサ系の人々で、キリスト教徒が多い。中心集落はサンギヘ島のタフナTahuna。

[上野福男]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「サンギヘ諸島」の意味・わかりやすい解説

サンギヘ諸島
サンギヘしょとう
Kepulauan Sangihe

サンギル Sangir諸島ともいう。インドネシア,スラウェシ (セレベス) 島の北東端から北方に連なる火山島群。セレベス海とモルッカ海を分ける。サンギヘ (サンギル) ,シアウ (シアム) ,ビアロなどの島から成る。サンギヘ島のアウ火山 (1850m) は活発な活動で知られる。スラウェシウタラ州に属する。中心町はタフナ。総面積 1056km2。人口は北東方のタラウド島と合せて 23万 8000 (1980) 。

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