改訂新版 世界大百科事典 「サンジャク」の意味・わかりやすい解説
サンジャク (山鵲)
red-billed blue magpie
Urocissa erythrorhyncha
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
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出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
…また,各地域の実情に応じた柔軟な統治を実現するために,シャリーアの枠内にとどまることを条件に,カーヌーン(世俗法)およびヤサyasa(禁令)が,スルタンの勅令あるいはシェイヒュル・イスラムの〈意見書〉の形態をとって発布された。地方行政区分は,エヤーレトeyâlet(州),サンジャクsancak(県),カザーkazā(郡)からなっており,前2者にはそれぞれ,ベイレルベイbeylerbeyi,サンジャクベイsancakbeyiとよばれる軍政官が派遣された。カザーの行政官はウラマー層に属するカーディー(裁判官)であったが,彼は御前会議に列席する大法官(カザスケルkazasker)に直属し,同時に,刑事・民事訴訟の双方を取り扱うシャリーア法廷を主宰した。…
…マムルーク朝ではスンナ派の四法学派を代表する4人のカーディー・アルクダートが置かれ,オスマン帝国ではハナフィー派の2人のカーディー・アルアスカルがこれに相当した。地方行政区画サンジャク(県)の下にいくつかのカダーqaḍā’(裁判区)が設けられ,各カダーにはカーディー・アルアスカルの任命するカーディー(日給150アクチェ未満)と,その推薦によってスルタンの任命するカーディー(日給150アクチェ以上)が派遣されたが,16世紀以降シャイフ・アルイスラームがカーディーの任免権を握った。裁判【嶋田 襄平】。…
※「サンジャク」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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