デジタル大辞泉
「ザルツブルク大聖堂」の意味・読み・例文・類語
ザルツブルク‐だいせいどう〔‐ダイセイダウ〕【ザルツブルク大聖堂】
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
Sponserd by 
ザルツブルクだいせいどう【ザルツブルク大聖堂】
オーストリア北西部のザルツブルク(Salzburg)の市街、世界遺産に登録されているザルツァッハ川左岸の旧市街(歴史地区)にある、ヨーロッパ有数の歴史を誇る大聖堂。司教聖ヴィルギリウスが744年にロマネスク様式の聖堂を建てたのが最初である。1181~1200年ころにかけて後期ロマネスク様式に改築され、1628年に、イタリア出身の建築家サンティーノ・ソラーリオによりイタリアバロック様式の聖堂に建て直され、さらに1959年の改修を経て、今日にいたった。ドームのある大理石の2つの塔をはさんでファザードがある。内部は多数の彫刻や絵画によって装飾されている。1万人を収容できる大聖堂で、ヨーロッパ最大のパイプオルガンがある。また、ドイツ語圏最大といわれる鐘は、1961年に設置されたものである。
出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報
Sponserd by 
世界大百科事典(旧版)内のザルツブルク大聖堂の言及
【ザルツブルク】より
…オーストリア中部,[ザルツブルク州]の州都。人口14万4000(1991)。政令指定都市,大司教座所在地。中央をザルツァハSalzach川が南東から北西に貫流し,右岸にカプツィーナーベルク,左岸にメンヒスベルク,その背後にラインベルクと三つの丘が囲む。市の中心は往年の君主公館,大聖堂,市庁舎である。その南には大司教宮殿のあるカピテル広場,メンヒスベルクの麓にはザンクト・ペーター修道院教会と付属墓地がある。…
※「ザルツブルク大聖堂」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
Sponserd by 