シシコフ(読み)ししこふ(その他表記)Вячеслав Яковлевич Шишков/Vyacheslav Yakovlevich Shishkov

デジタル大辞泉 「シシコフ」の意味・読み・例文・類語

シシコフ(Vyacheslav Yakovlevich Shishkov)

[1873~1945]ソ連小説家シベリア舞台にした作品が多い。歴史小説「エメリヤン=プガチョフ」など。

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精選版 日本国語大辞典 「シシコフ」の意味・読み・例文・類語

シシコフ

  1. ( Vjačjeslav Jakovljevič Šiškov ビャチェスラフ=ヤコブリェビチ━ ) ソ連の作家。シベリアを舞台にした作品を多く残す。歴史小説「エメリヤン・プガチョフ」ほか。(一八七三‐一九四五

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「シシコフ」の意味・わかりやすい解説

シシコフ
ししこふ
Вячеслав Яковлевич Шишков/Vyacheslav Yakovlevich Shishkov
(1873―1945)

ソ連の小説家。道路建設技師としてシベリアで20年余り過ごした体験を作品化することから始め、中編密林』(1916)で文名を確立。主要テーマはシベリアの農民少数民族の独自の厳しい暮し、国内戦当時の地方民衆が苦闘する姿などで、18世紀の民衆反乱の再現を企てた歴史小説『エメリヤン・プガチョフ』(1940~45)が代表作

島田 陽]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「シシコフ」の意味・わかりやすい解説

シシコフ
Shishkov, Vyacheslav Yakovlevich

[生]1873.10.3.
[没]1945.3.6. モスクワ
ソ連の小説家。長編歴史小説『エメリヤン・プガチョフ』 Emel'yan Pugachëv (1938~45) が代表作。

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