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[領有の時代]
単なる通商路の発見や特産物探しの時代に終止符を打ったのは,クック(1769‐79年に3回の大航海)に代表されるイギリスの進出であり,フランスではラ・ペルーズ(1785‐88年の航海)が糸口をつくった。そして1788年,オーストラリアのポート・ジャクソン(シドニー)に植民地を開いたイギリスが,オセアニア地域の主導権を握ることになった。ロシアも1820年,ポリネシアのトゥアモトゥ諸島にまで調査船を送ったが,領有の意図はなかった。…
※「しど」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...