シャッカ(その他表記)Sciacca, Michele Federico

デジタル大辞泉 「シャッカ」の意味・読み・例文・類語

シャッカ(Sciacca)

イタリア南部、シチリア島、シチリア自治州の町。同島南西部、地中海を望む高台斜面に広がり、港がある。紀元前5世紀に古代ギリシャ人により温泉が開かれ、現在も温泉保養地として知られる。陶器生産も盛ん。

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精選版 日本国語大辞典 「シャッカ」の意味・読み・例文・類語

しゃっ‐かシャククヮ火】

  1. 〘 名詞 〙 たいまつの火。かがり火。
    1. [初出の実例]「一滴を江海に加へ、火を日月にそへて、水をまし光を添ふると思食すべし」(出典:日蓮遺文‐月水御書(1264))
    2. [その他の文献]〔荘子‐逍遙遊〕

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「シャッカ」の意味・わかりやすい解説

シャッカ
Sciacca, Michele Federico

[生]1908.7.12. カタニア
[没]1975.2.26. ジェノバ
現代イタリアの哲学者,第2次世界大戦後のカトリック哲学運動であるガララーテ運動の創始者ジェンティーレ哲学の影響下に出発し,具体的存在は行為であるとする説を展開。さらに,このような行為は,人間的経験のうちに実現している絶対者の表現にほかならないとみなした。主著『現代の哲学』 La filosofia oggi (1945) ,『客観的内面性』 Interiorità oggettiva (51) ,『死と不死』 Morte ed immortalità (54) 。

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