[生]1908.7.12. カタニア [没]1975.2.26. ジェノバ 現代イタリアの哲学者,第2次世界大戦後のカトリック哲学運動であるガララーテ運動の創始者。ジェンティーレ哲学の影響下に出発し,具体的存在は行為であるとする説を展開。さらに,このような行為は,人間的経験のうちに実現している絶対者の表現にほかならないとみなした。主著『現代の哲学』 La filosofia oggi (1945) ,『客観的内面性』 Interiorità oggettiva (51) ,『死と不死』 Morte ed immortalità (54) 。