しゅうしゅう

精選版 日本国語大辞典 「しゅうしゅう」の意味・読み・例文・類語

しゅう‐しゅう

〘副〙 (「と」を伴って用いることもある)
絹物のすれあう音、また、物のこすれあう音を表わす語。
※春迺屋漫筆(1891)〈坪内逍遙〉壱円紙幣の履歴ばなし「衣服のシウシウと鳴る音にても一廉大身と知られたり」
② 小さい穴やすきまから、水、湯気空気などがつづけてふき出てくる音を表わす語。
随筆・ききのまにまに(1853頃か)文政八年乙酉「シウシウと鳴る故に、小児はしうしうごまともいふ」

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デジタル大辞泉 「しゅうしゅう」の意味・読み・例文・類語

しゅう‐しゅう

[副]小さな穴やすきまから、気体が勢いよく続けてふき出す音。また、そのさま。「岩の裂け目から蒸気しゅうしゅうとふき出す」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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