しょうど(読み)ショウド

デジタル大辞泉の解説

しょうど

《「せんど(先途)」の変化した語か。その場合、歴史的仮名遣いは「せうど」》目的とする所。目当て。
「常闇(とこやみ)に何の―は見えねども」〈浄・大経師
正体。とらえ所。
「どうせ味噌べったり焼き生姜(しゃうが)といふ男だから、―はなしさ」〈滑・膝栗毛・三〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

しょうど

行きつくべき先。目的の所。目当て。あてど。 「人の-を失はん事を顧みず、他の難非を顕はす、此等也/太平記 24」 「何の-は見えねども/浄瑠璃・大経師 」 〔語源ならびに歴史的仮名遣いは未詳。「先途せんど」の転で「せうど」、「生処しやうじよ」の転で「しやうど」などの説がある〕

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

しょうど

〘名〙
① (「先途(せんど)」の変化したものか。その場合歴史的かなづかいは「せうど」。また、「生土」とも。その場合歴史的かなづかいは「しゃうど」) 目的とする所。行き着くべき先。目当て。あてど。
※浄瑠璃・淀鯉出世滝徳(1709頃)上「着のままでの御追放どこをしゃうどにこざらふぞ」
② その者の正体。えたい。
※玉塵抄(1563)二三「板は反側してうちかえしもてかえしてしゃうども不正なりにしたぞ」
※人情本・春情花の朧夜(1860頃か)下「性処(ショウド)も知れねへ身で惚るは、此方がわりいから」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

口永良部島

鹿児島県南部,大隅諸島,屋久島の北西約 12kmにある火山島。活火山で,常時観測火山。屋久島町に属する。霧島火山帯に属し,西に番屋ヶ峰(291m),東に最高点の古岳(657m)と新岳(626m)があり...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android