普及版 字通 「ショウ・やまい」の読み・字形・画数・意味
16画
[字訓] やまい
[字形] 形声
声符は(章)(しよう)。南方湿潤の地にはマラリアなど熱を伴う風土病が多く、(しようれい)の地とされる。〔後漢書、馬援伝〕に、その軍吏が疫によって死ぬものが、十のうち四、五にも及んだことをしるしている。字書には、〔広韻〕〔集韻〕に至ってみえる字である。
[訓義]
1. やまい、南方の熱病、マラリア。
2. 山川の毒気。
[古辞書の訓]
〔字鏡集〕 ヤム・ヤマヒ
[熟語]
雨▶・雲▶・疫▶・煙▶・気▶・郷▶・江▶・地▶・毒▶・氛▶・霧▶・▶・▶
[下接語]
雲・炎・煙・温・瘧・荒・黄・山・椒・銷・多・地・毒・南・氛・霧・嵐
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報