百科事典マイペディア 「ジウレチン」の意味・わかりやすい解説 ジウレチン 1887年ドイツで開発された利尿ならびに血管拡張薬。サリチル酸ナトリウムとテオブロミンの混合剤の商品名。白色粉末,無臭で味は甘辛い。腎機能が健全で,心臓性浮腫(ふしゅ)の時,利尿薬として用いる。また血管拡張薬として高血圧症,狭心症等に適用。頭痛,悪心(おしん),嘔吐(おうと),下痢,心悸(しんき)亢進などの副作用を起こすことがある。現在での使用頻度は低い。劇薬。→関連項目テオブロミン 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報