ジェフベック(その他表記)Jeff Beck

現代外国人名録2016 「ジェフベック」の解説

ジェフ ベック
Jeff Beck

職業・肩書
ロック・ギタリスト

国籍
英国

生年月日
1944年6月24日

出生地
サリー州ウェリントン

受賞
グラミー賞(ロック最優秀インストゥルメンタルアーティスト,第28回・32回・44回・46回)〔1985年・1989年・2001年・2003年〕

経歴
ジュニア・アートスクール時代からロックンロールに興味を持ち、ギターを始める。工員生活をしていた1962年、ロックバンドのザ・ナイト・シフト結成。’65年学友だったジミー・ペイジ推薦によりエリック・クラプトンの後任リードギタリストとしてヤードバーズに加入し、アルバムフォー・ユア・ラブ」で正式にデビュー。「ハートせつなく」「ブギウギ列車夜行便」などのシングルヒットで世界的に知られる存在となったが、’66年他のメンバーとの確執からバンドを脱退。’67年ソロシングル「ハイ・ホー・シルバー・ライニング」を発表後、’68年ロッド・スチュアート、ロン・ウッドらと第1期ジェフ・ベック・グループを結成し、’68年「トゥルース」、’69年「ベック・オラ」の2枚のアルバムをリリース。やがてメンバー間の軋轢からバンドは活動停止、’71年マックス・ミドルトン、コージー・パウエルらと第2期グループを結成するが、’72年メンバーを総入替えし、カクタスで活動していたティム・ボガード、カーマイン・アピスとともにベック・ボガート&アピスを組み、’73年同バンドで初来日。’74年解散後、ソロ活動に入り、’75年フュージョン的な色彩の濃いインストゥルメンタル・アルバム「ブロウ・バイ・ブロウ」で音楽界に衝撃を与え、以後はジョン・マクラフリン、ヤン・ハマーらジャズ系の音楽家たちと組み、フュージョン、ジャズロック的なアプローチから「ワイアード」「ライブ・ワイヤー」などの傑作アルバムを製作。’80年代にはソロ作のほか、ペイジ、クラプトンらとコンサートでたびたび共演し、ペイジや元レッド・ツェッペリンのロバート・プラントとはハニードリッパーズを組んで活動。’89年「ギター・ショップ」をリリース後しばらく沈黙するが、’99年「フー・エルス!」で復活すると、2001年「ユー・ハッド・イット・カミング」、2003年「ベック」などテクノ、エレクトロニカ、ドラムンベースといった最新のサウンドを取り入れた作品をコンスタントに発表。2003年ロイヤル・アルバート・ホールでデビュー40周年のコンサートを開催。2006年ウドー・ミュージックフェスティバルに参加するため来日。2009年エリック・クラプトンとさいたまスーパーアリーナで初のジョイント・コンサートを開く。同年“ロックの殿堂”入り。2015年来日公演。クラプトン、ペイジ、ジミ・ヘンドリックスと並ぶロック・ギタリストとして知られる。他のアルバムに「ラフ・アンド・レディ」「フラッシュ」「ライブ・ベック!」「エモーション・アンド・コモーション」などがある。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

20世紀西洋人名事典 「ジェフベック」の解説

ジェフ ベック
Jeff Beck


1944 -
英国のギター奏者。
ウェリントン生まれ。
1964年末「ヤードバーズ」に加入し、「ハートフル・オヴ・ソウル」「シェイプス・オヴ・シングス」などのヒットを出す。’66年暮れに脱退し、’68年ロッドスチュアートらとジェフ・ベック・グループを結成し、「トゥルース」などがヒット。’69年解散し、’71年第2期ジェフ・ベック・グループを結成するが、’72年解散。その後、ベック・ボガード&アピスを結成し、解散後はソロとして活動。「ワイアード」などのアルバムを作成。独特のフレイジングとフィードバック・プレイで、ギター・フリークの支持を得る。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ジェフベック」の意味・わかりやすい解説

ジェフ・ベック
じぇふべっく

ベック

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「ジェフベック」の解説

ジェフ ベック

生年月日:1944年6月24日
イギリスのロックギタリスト

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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