ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説
ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡
ジェームズ・ウェッブうちゅうぼうえんきょう
James Webb Space Telescope; JWST
天体が放射する赤外線を検出し,最初期の銀河や原始星などを観測する。主鏡の全長は 6.5mで,その面積は HSTの約 7倍である一方,重さは HSTのおよそ半分である。太陽などからの熱を防ぐために,面積が約 150m2のサンシールドが搭載されている。主鏡とサンシールドは折りたたんだ状態で打ち上げられ,宇宙で展開する仕組みである。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報