じっくり(読み)ジックリ

デジタル大辞泉 「じっくり」の意味・読み・例文・類語

じっくり

[副]落ち着いて、また、念入りに物事をするさま。「腰を据えて、じっくり(と)話し合う」
[類語]つくづくしげしげよくよくくれぐれ念入り入念とくととっくり心して細心丹念克明周到みっしりみっちりつらつら

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「じっくり」の意味・読み・例文・類語

じっくり

  1. 〘 副詞 〙 ( 「と」を伴って用いることもある )
  2. 物事がよく合っているさま、よく密着しているさまを表わす語。
    1. [初出の実例]「ジックリトセヌ、そばそばし」(出典:詞葉新雅(1792))
  3. 落ち着いて時間をかけ十分に物事をするさまを表わす語。十分に。とっくり。
    1. [初出の実例]「めてはたちにてうけながら、ゆんでの方より打たちを、わきさしぬひてはしとうけた。さゆうへじっくりじっくりとおす」(出典:浄瑠璃・酒顛童子付頼光山入(1678)二)
  4. 物などが、十分に成熟しているさま、また、十分に交じり合ったり、溶けこんだりしているさまを表わす語。〔改正増補和英語林集成(1886)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む