善く善く(読み)ヨクヨク

デジタル大辞泉 「善く善く」の意味・読み・例文・類語

よく‐よく【善く善く/能く能く】

《「よく」を重ねて強調した語》
[形動][文][ナリ]
他に適当な方法がなく、やむを得ずそうするさま。よほど。よくせき。「―な理由があるらしい」「あの男が頭を下げるのだから、―のことだ」
限度をはるかに超えているさま。「―のあほう」
[副]
念を入れて物事をするさま。十分に。「―尋ねてみたら」
程度がきわめてはなはだしいさま。極度に。「―金に困っているのだろう」
[類語]とくととっくり重重重ね重ね幾重にもくれぐれくれぐれも返す返す重ねて再び再度再三再三再四再再又又又もまたもやたびたび何度もまたぞろ懲りずまに二の舞性懲しょうこりもないてつを踏む前車のてつを踏むてつを踏む改めてまたしてもよくしばしばちょくちょく往往ちょいちょいしきりしょっちゅう幾度頻繁頻頻しげしげ足繁くあまたたびまた念入り二度と二度と再びくどくどうだうだぐだぐだくだくだたらたらああだこうだ四の五の四の五の言う念入り心して心する慎重手堅い用心深い細心入念つくづくしげしげじっくり丹念克明周到みっしりみっちりつらつら

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