デジタル大辞泉 「とっくり」の意味・読み・例文・類語 とっくり [副]念をいれて物事をするさま。十分に。よくよく。とくと。「とっくり(と)考えて結論を出す」[類語]くれぐれ・くれぐれも・返す返す・よくよく・とくと・重重・重ね重ね・幾重にも・重ねて・再び・再度・再三・再三再四・再再・又又・又も・またもや・たびたび・何度も・念入り・心して・心する・慎重・手堅い・用心深い・細心・入念・つくづく・しげしげ・じっくり・丹念・克明・周到・みっしり・みっちり・つらつら・平に・なにとぞ・是非・どうぞ・どうか・願わくは・なんとか・まげて・ひとつ・なにぶん・心しんから・心こころから・衷心・強いて・敢えて・努めて・できるだけ・なるたけ・なるべく・可及的・必ず・きっと・絶対・何としても・どうしても・是が非でも・たって・必ずや・必定・否が応でも・否でも応でも・否いやでも・否いやとも・是非とも・ 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「とっくり」の意味・読み・例文・類語 とっくり 〘 副詞 〙 ( 「と」を伴って用いることもある )① =とくと(篤━)[初出の実例]「似合たる譬をもて物を云て其始末をとっくりと合て云ん」(出典:古活字本荘子抄(1620頃)四)「夕ぎりどのの心底、虚か実をとっくりと正した上にて根引をし」(出典:洒落本・青楼昼之世界錦之裏(1791))② 心身がくつろぐさまを表わす語。ゆっくりと。[初出の実例]「それじゃきうくつで、とっくりしいせん」(出典:洒落本・自惚鏡(1789)武ざ)③ 日がすっかり暮れて暗くなるさまを表わす語。とっぷり。[初出の実例]「茶を精出してはこぶ弟〈游刀〉 とっくりと花に夕日の入すまし〈丈艸〉」(出典:俳諧・枯尾花(1694)下) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
日本大百科全書(ニッポニカ) 「とっくり」の意味・わかりやすい解説 とっくり →徳利 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例 Sponserd by