細心(読み)サイシン

デジタル大辞泉の解説

さい‐しん【細心】

[名・形動](スル)
細かいところまで心を配ること。また、そのさま。「細心な(の)注意を払う」「細心に事を運ぶ」
「かく―して組み立てたるを、まことの名作とはいうなり」〈鴎外訳・即興詩人
気が小さいこと。また、そのさま。小心。
「よわよわしい、―らしい、腰のひくそうな、恰好」〈宇野浩二・晴れたり君よ〉
[派生]さいしんさ[名]

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

さいしん【細心】

( 名 ・形動 ) [文] ナリ 
細かな点にまで気を配る・こと(さま)。 「 -の注意を払う」 「 -熟慮」
[派生] -さ ( 名 )

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

さい‐しん【細心】

〘名〙 (形動)
① (━する) 注意深く、部にまでをくばること。また、そのさま。
※十善法語(1775)五「その悪たる、知らぬもの多し。なほも細心に護持すべき戒なり」
※政党評判記(1890)〈利光鶴松〉五「故に若し其仔細を知らんと欲する者は、乞ふ之を実事問題の意見に細心せよ」 〔紅楼夢‐三四回〕
② 気が小さいこと。小心であること。心が偏狭であること。また、そのさま。小胆。
※如是放語(1898)〈内田魯庵〉「誠実律義なる賈人(こじん)、純良無垢なる青年、細心(サイシン)翼々たる循吏」

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