デジタル大辞泉
「細心」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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さい‐しん【細心】
- 〘 名詞 〙 ( 形動 )
- ① ( ━する ) 注意深く、細部にまで心をくばること。また、そのさま。
- [初出の実例]「その悪たる、知らぬもの多し。なほも細心に護持すべき戒なり」(出典:十善法語(1775)五)
- 「故に若し其仔細を知らんと欲する者は、乞ふ之を実事問題の意見に細心せよ」(出典:政党評判記(1890)〈利光鶴松〉五)
- [その他の文献]〔紅楼夢‐三四回〕
- ② 気が小さいこと。小心であること。心が偏狭であること。また、そのさま。小胆。
- [初出の実例]「誠実律義なる賈人(こじん)、純良無垢なる青年、細心(サイシン)翼々たる循吏」(出典:如是放語(1898)〈内田魯庵〉)
こま‐ごころ【細心・小間心】
- 〘 名詞 〙 細かい事に心づくこと。注意が行きとどいていること。また、その心根。さいしん。
- [初出の実例]「主が主なれば家老で候とて、諸事に細(コマ)心の付やつが独もない」(出典:浄瑠璃・仮名手本忠臣蔵(1748)三)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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普及版 字通
「細心」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
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