呉呉(読み)クレグレ

デジタル大辞泉 「呉呉」の意味・読み・例文・類語

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「呉呉」の意味・読み・例文・類語

くれ‐ぐれ【呉呉】

  1. 〘 副詞 〙 ( 「と」を伴って用いることもある )
  2. 繰り返し繰り返し行なうさまを表わす語。繰り返しこまごまと。ねんごろに。くれぐれも。
    1. [初出の実例]「先哲のくれぐれ書きおける物にも」(出典:毎月抄(1219))
  3. 他者にはたらきかけるひたすらな気持行為を表わす語。心をこめて。せつに。よくよく。まちがいなく。くれぐれも。下に依頼懇願などの意のことばを伴うことが多い。
    1. [初出の実例]「懇の情け、くれくれ有難し」(出典:信長公記(1598)一〇)
    2. くれぐれも

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