デジタル大辞泉 「呉呉」の意味・読み・例文・類語 くれ‐ぐれ【▽呉▽呉】 [副]繰り返し繰り返しするさま。念を入れるさま。「決して素生を明かしてくれるなと―お頼みでしたから」〈鉄腸・花間鶯〉[類語]心して・心する・慎重・手堅い・用心深い・細心・入念・くれぐれも・返す返す・よくよく・とくと・とっくり・重重・重ね重ね・幾重にも・重ねて・再び・再度・再三・再三再四・再再・又又・又も・またもや・たびたび・何度も・念入り・つくづく・しげしげ・じっくり・丹念・克明・周到・みっしり・みっちり・つらつら・またぞろ・懲りずまに・二の舞・性懲しょうこりもない・轍てつを踏む・前車の轍てつを踏む・前轍てつを踏む・改めて・またしても・よく・しばしば・ちょくちょく・往往・ちょいちょい・しきり・しょっちゅう・幾度・頻繁・頻頻・足繁く・あまたたび・また・二度と・二度と再び・くどくど・うだうだ・ぐだぐだ・くだくだ・たらたら・ああだこうだ・四の五の・四の五の言う 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「呉呉」の意味・読み・例文・類語 くれ‐ぐれ【呉呉】 〘 副詞 〙 ( 「と」を伴って用いることもある )① 繰り返し繰り返し行なうさまを表わす語。繰り返しこまごまと。ねんごろに。くれぐれも。[初出の実例]「先哲のくれぐれ書きおける物にも」(出典:毎月抄(1219))② 他者にはたらきかけるひたすらな気持や行為を表わす語。心をこめて。せつに。よくよく。まちがいなく。くれぐれも。下に依頼や懇願などの意のことばを伴うことが多い。[初出の実例]「懇の情け、くれくれ有難し」(出典:信長公記(1598)一〇)→くれぐれも 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by