デジタル大辞泉 「ジャイサルメル」の意味・読み・例文・類語 ジャイサルメル(Jaisalmer) インド北西部、ラジャスタン州のオアシス都市。タール砂漠中央部に位置する。12世紀にラージプート諸王朝の王ジャイサルによって城塞都市が築かれ、東西交易の要衝として栄えた。現在も貴族たちの豪華な邸宅が残っている。2013年、ジャイサルメル城は「ラジャスタン州の六つの丘陵城塞群」の一つとして世界遺産(文化遺産)に登録された。ジャイサルメール。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ジャイサルメル」の意味・わかりやすい解説 ジャイサルメルJaisalmer インド北西部,ラージャスターン州西部の町。タール砂漠中の乾燥地に位置し,周辺は草原に覆われる。1156年,ラージプート王が築城してから発達し,城塞やジャイナ教寺院の石窟なども現存。ラクダ,ウシ,ヒツジ,ヤギなどの取り引きが盛んで,木材,バターも産する。2013年,城塞がラージャスターン州の丘陵要塞群として世界遺産の文化遺産に登録された。人口 5万7537(2001)。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by