ジャンセン(その他表記)Janssen, Pierre-Jules-César

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ジャンセン」の意味・わかりやすい解説

ジャンセン
Janssen, Pierre-Jules-César

[生]1824.2.22. パリ
[没]1907.12.23. ムードン
フランスの天文学者。パリ大学卒業。建築学校の一般科学教授 (1865) 。ムードン天文台初代台長 (93) 。 1868年に J.ロッキャーとは独立太陽紅炎の平時観測法を見出したことで有名であるが,ほかにみずからアルプス,モンブラン山頂に設立した観測所での観測研究に基づき,太陽スペクトル中の酸素吸収線が地球大気中の酸素によるものであることを初めて明らかにしたこと (93) ,また太陽の写真観測を初めて系統的に行い,6000枚以上の写真から成る『太陽写真地図』 Atlas des photographies solaires (1904) を出版したことでも知られる。

ジャンセン

「ヤンセニウス」のページをご覧ください。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「ジャンセン」の解説

ジャンセン Jansen, Marius Berthus

1922-2000 アメリカの日本史学者。
1922年4月11日オランダ生まれ。アメリカに移住。第二次大戦中軍事要員として日本語をまなび,戦後沖縄に進駐。ハーバード大でE.O.ライシャワーに師事する。ワシントン大教授をへて,1959年母校プリンストン大の教授となる。幕末から明治にかけての日本を研究。平成11年文化功労者。2000年12月10日死去。78歳。著作に「日本人と孫逸仙」「坂本竜馬明治維新」など。

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367日誕生日大事典 「ジャンセン」の解説

ジャンセン

生年月日:1922年4月11日
アメリカの歴史学者,日本史研究家
2000年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

20世紀西洋人名事典 「ジャンセン」の解説

ジャンセン


ヤンセンをも見よ。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

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