20世紀西洋人名事典 「ジュールロア」の解説
ジュール ロア
Jules Roy
1907 -
フランスの小説家,詩人。
アルジェリア生まれ。
徒歩兵を経て、航空隊の将校となり、かたわら小説を書き、1946年ルール爆撃飛行の物語「幸福な谷間」でルノード賞を受賞。’53年軍隊を去って執筆に専念し、インドネシア戦争、朝鮮戦争、アルジェリア戦争などを扱った物語や、ルポルタージュなどを書いた。他の作品に詩集「パイロットへの歌と祈り」(’42年)、ルポルタージュ「地獄からの復帰」(’51年)、「田圃の中の戦闘」(’53年)、「アルジェリア戦争」(’60年)等がある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報