現代外国人名録2016 「ジョンテイラー」の解説
ジョン テイラー
John Taylor
- 職業・肩書
- ロック・ベース奏者
- 国籍
- 英国
- 生年月日
- 1960年6月20日
- 出生地
- バーミンガム
- 本名
- テイラー,ナイジェル・ジョン〈Taylor,Nigel John〉
- グループ名
- グループ名=デュラン・デュラン〈Duran Duran〉
- 経歴
- 1978年ニック・ローズ(キーボード)らと、ロックバンドのデュラン・デュランを結成、ギターを担当。バーミンガムのライブハウスで腕を磨き、やがて、ロジャー・テイラー(ドラムス)、アンディ・テイラー(ギター)、サイモン・ル・ボン(ボーカル)が加入し、自身の楽器もベースに転向。’81年シングル「プラネット・アース」でデビュー。その後、「グラビアの美少女」(’81年)、「ハングリー・ライク・ザ・ウルフ」「セイブ・ア・プレイヤー」(’82年)、「プリーズ・テル・ミー・ナウ」「ユニオン・オブ・ザ・スネイク」(’83年)などを立て続けにヒットさせ、’84年ナイル・ロジャースをプロデュースとリミックスに迎えたシングル「ザ・リフレックス」は全英・全米でチャート1位を獲得。ロックでありながらポップでダンサブルなサウンドに加え、魅力的なルックスとファッショナブルなイメージを持ち、ロック/ポップスのプロモーションビデオを流し続ける音楽専門チャンネル「MTV」の急成長に合わせて世界的な人気グループとなり、“ニューロマンティック”と呼ばれたムーブメントの立役者となった。’85年ジョンとアンディがパワー・ステーション、ル・ボン、ローズ、ロジャーがアーケイディアを結成し、それぞれのプロジェクトで活動。その後、メンバー交替を繰り返しながらデュラン・デュランとしての活動を続けたが、2004年デビュー時のオリジナルメンバーでアルバム「アストロノート」をリリース。他にシングル「007 美しき獲物たち」(1985年)、「ノトーリアス」(’86年)、「アイ・ドント・ウォント・ユア・ラブ」(’88年)、「オーディナリー・ワールド」(’93年)、アルバム「デュラン・デュラン」(’81年)、「リオ」(’82年)、「セブン&ザ・ラグド・タイガー」(’83年)、「ノトーリアス」(’86年)、「ビッグ・シング」(’88年)、「リバティ」(’90年)、「オール・ユー・ニード・イズ・ナウ」(2010年)、「ペイパー・ゴッズ」(2015年)などがあり、レコード・CDの総売り上げは8000万枚を超える。1982年初来日。’84年サントリーのテレビCMに出演した。
ジョン テイラー
John B. Taylor
- 職業・肩書
- 経済学者 スタンフォード大学教授 元米国財務次官
- 国籍
- 米国
- 生年月日
- 1946年12月8日
- 出生地
- ニューヨーク州ヨンカーズ
- 専門
- 国際経済・通貨問題
- 学歴
- プリンストン大学,スタンフォード大学卒
- 学位
- 経済学博士(スタンフォード大学)〔1973年〕
- 経歴
- コロンビア大学、プリンストン大学、スタンフォード大学教授を歴任後、1989年6月米国大統領経済諮問委員会(CEA)委員となり、国際経済・通貨問題を担当、米側メンバーの一人として日米構造協議にも参加した。’91年8月スタンフォード大学に復帰。2001年6月〜2005年ブッシュJr.政権の財務次官(国際問題担当)。退官後、古巣のスタンフォード大学教授に復帰。インフレ率と実質成長率から政策金利の適正水準を計算する“テイラー・ルール”で知られる。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報