20世紀西洋人名事典 「ジョージセル」の解説
ジョージ セル
George Szell
1897.6.7 - 1970.7.3
米国の指揮者。
ハンガリー出身。
ウィーンで育ち、幼い頃からピアノと作曲を学び、11才で自作を演奏しウィーンでデビュー。16才でウィーン交響楽団を指揮、1915年シュトラウスに認められベルリン国立オペラの首席指揮者となる。その後プラハ、グラスゴー、ハーグ等で指揮者を務め、第二次大戦中は米国に留まりメトロポリタン歌劇場を本拠に活動、米国に帰化する。’46〜70年クリーブランド管弦楽団の音楽監督としてこの交響楽団を世界最高の水準にまで育てあげる。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報