六訂版 家庭医学大全科 の解説
スタージ・ウェーバー症候群
(子どもの病気)
スタージ・ウェーバー症候群は母斑症のひとつで、発生頻度は約1万人に1人と考えられています。遺伝的素因は証明されていません。
生まれつき、顔の皮膚と
脈絡膜の血管腫は乳幼児期から眼の内部の圧力(眼圧)を上昇させるため、眼球が大きくなります(
早期にけいれん発作に対する投薬と眼圧のコントロールを行います。重症の場合、手術による治療が選択されることもあります。また、顔の赤あざにはレーザーによる治療が行われています。通常、命に関わるような問題は多くありません。
出典 法研「六訂版 家庭医学大全科」六訂版 家庭医学大全科について 情報