輝度の単位。単位記号sb。国際単位系(SI)では輝度の単位はカンデラ毎平方メートルで,別名ニト(記号nit,またはnt)ともいう。これは輝度が一様な面積1m2の光源の,垂直方向の光度が1カンデラであるときのその面の輝度であるが,スチルブはその104倍の大きさである。すなわち1sb=10000cd/m2である。輝度の単位はこのほかアポスチルブ(記号asb。1asb=(1/π)cd・m⁻2),ランベルト(記号L。1L=(104/π)cd・m⁻2),フットランベルト(記号fL。1fL=3.426cd・m⁻2)がある。
執筆者:大場 信英
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…物体の表面から観測者のほうへどれくらいの光がきているかを表す心理物理量で,単位としてはニト(記号nt),スチルブ(記号sb)などがある。例えば1ntは,その表面の1m2の面積から観測者のほうへ向かって1立体角内に1lmの光束がきている場合のその表面の輝度の値である。…
※「スチルブ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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