スーパーカブ

共同通信ニュース用語解説 「スーパーカブ」の解説

スーパーカブ

ホンダが1958年に発売した二輪車。「そば屋の出前持ちが片手で運転できるように」と、足元で変速できるようにするなど使い勝手を追求して開発。ホンダの経営が拡大する原動力になった。発売から約60年が経過した現在でも基本的な構造はほとんど変わっていない。中国のほかインドネシアやベトナムタイなどで生産され、年間約300万台が販売されている。

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知恵蔵mini 「スーパーカブ」の解説

スーパーカブ

本田技研工業株式会社が製造・販売しているオートバイのシリーズ車種名。1952年、自転車補助モーターの「カブF型」が発売されヒットしたことを端緒とし、58年、耐久性に富み低燃費・高性能を実現した「スーパーカブC100」を発売。日本全国のオートバイ販売台数が2万台程度だった当時に、年間9万台という大成功を収める。72年には郵政省(当時)と共同開発した郵便配達用のカブが販売されるなど、名実ともに日本を代表するオートバイ・シリーズとして君臨。世界的にも、59年の米国への輸出開始、61年中国での現地生産販売開始と成功を収め、特に東南アジアではビジネスバイクの代名詞的存在となっている。シリーズの累計販売台数は、2011年末時点で7600万台を突破、輸送用機器の1シリーズとして世界最多販売台数を記録している。

(2012-08-21)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

デジタル大辞泉プラス 「スーパーカブ」の解説

スーパーカブ

ホンダ(本田技研工業)が製造・販売したオートバイのシリーズ。1958年の初代モデルの発売以来、同社のビジネスバイクのロングセラーとして知られる。

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