スーパー大回転(読み)スーパーダイカイテン

デジタル大辞泉 「スーパー大回転」の意味・読み・例文・類語

スーパー‐だいかいてん〔‐ダイクワイテン〕【スーパー大回転】

super giant slalomスキー競技アルペン種目の一。滑降大回転中間に位置するもの。大回転よりも傾斜が急で、コースも長く、スピードも速い。標高差は400メートル以上で、間隔の長い旗門を通過しながら、所要時間を競う。スーパーG

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「スーパー大回転」の意味・わかりやすい解説

スーパー大回転
スーパーだいかいてん
super giant slalom

アルペンスキー種目の一つ。滑降大回転の間をとった競技。滑降のスピードと大回転の技術両方を追求するもので,多彩な技術が要求される。 1988年のカルガリーオリンピック冬季競技大会から正式種目となった。コースは,標高差男子 500~650m,女子 400~600m。旗門数は標高差の 10%。危険度が高く,ヘルメット着用が義務づけられている。1回のタイム順位を決める。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ) 「スーパー大回転」の意味・わかりやすい解説

スーパー大回転
すーぱーだいかいてん
super giant slalom

スキーアルペン競技一種

[編集部]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内のスーパー大回転の言及

【スキー】より

…コースの標高差は男子250~400m,女子が250~350m,旗門の広さは4~8m,間隔は10m以上,旗門数は標高差の15%,2回の試技の合計タイムを競うのが原則である。さらに滑降に近い性格のものとして,ワールドカップではスーパー大回転を採用している。旗門の広さ6~8m,間隔は15m以上である。…

※「スーパー大回転」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android