セカンドキャリア(読み)せかんどきゃりあ(英語表記)second career

日本大百科全書(ニッポニカ) 「セカンドキャリア」の意味・わかりやすい解説

セカンドキャリア
せかんどきゃりあ
second career

会社員や公務員が定年退職後に、女性が出産育児の後に、また、スポーツ選手が引退後などに従事する第二の職業のこと。典型例がスポーツ選手の転職で、実力不足やけがなどにより若くして引退する場合には、指導者に転ずることはむずかしい。そのため、それまで専念していたスポーツとはまったく異なる分野の仕事に転職する必要も出てくる。しかし社会経験が少ないため、自ら転職先を探すのは容易ではないことから、Jリーグなどではセカンドキャリア斡旋(あっせん)するプログラムを運用している。スポンサー企業が引き受け先となる場合が多いが、地元企業など一般の会社への転職も支援している。

[編集部]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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