セカンドキャリア(読み)せかんどきゃりあ(その他表記)second career

日本大百科全書(ニッポニカ) 「セカンドキャリア」の意味・わかりやすい解説

セカンドキャリア
せかんどきゃりあ
second career

会社員や公務員が定年退職後に、女性が出産育児の後に、また、スポーツ選手が引退後などに従事する第二の職業のこと。典型例がスポーツ選手の転職で、実力不足やけがなどにより若くして引退する場合には、指導者に転ずることはむずかしい。そのため、それまで専念していたスポーツとはまったく異なる分野の仕事に転職する必要も出てくる。しかし社会経験が少ないため、自ら転職先を探すのは容易ではないことから、Jリーグなどではセカンドキャリアを斡旋(あっせん)するプログラムを運用している。スポンサー企業が引き受け先となる場合が多いが、地元企業など一般の会社への転職も支援している。

[編集部]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

人事労務用語辞典 「セカンドキャリア」の解説

セカンドキャリア

セカンドキャリアとは、「第二の人生における職業」のことをいいます。人生100年時代といわれる現代、定年や結婚が人生のゴールではないという認識も広がり、誰もがセカンドキャリアに向き合う時代が到来しています。

出典 『日本の人事部』人事労務用語辞典について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む