セビージャの大聖堂、アルカサルとインディアス古文書館(読み)セビージャのだいせいどう、アルカサルとインディアスこもんじょかん

世界遺産詳解 の解説

セビージャのだいせいどう、アルカサルとインディアスこもんじょかん【セビージャの大聖堂、アルカサルとインディアス古文書館】

1987年に登録された世界遺産(文化遺産)。セビージャは、スペイン南西部、アンダルシア州の州都・セビージャ県の県都で、スペイン第4の都市(人口70万人)。セビージャの大聖堂は、15世紀頃に造られた後期ゴシック様式の建築物で、バチカンのサン・ピエトロ大聖堂、ロンドンのセント・ポール大聖堂に次ぐ世界第3位の規模を、同国内のトレドの大聖堂と競っている(この双方が第3位を主張している)。セビージャがイスラム王朝に支配されていた時期には、ここに巨大なイスラム教モスクが建っていたといわれている。アルカサルはスペイン王室の宮殿で、14世紀に、ペドロ1世により、イスラム時代の宮殿の跡地にムデハル様式(イスラムとキリスト教建築の融合様式)で建設されたもの。グラナダアルハンブラ宮殿(世界遺産)をモデルにしたといわれるが、15~16世紀の増築部分はゴシック、ルネサンス様式になっている。インディアス古文書館は、16世紀に商品取引所として建設された建物で、アメリカ大陸やフィリピン支配下に置いたスペイン帝国の世界交易の歴史を物語る資料が残されており、そのルネサンス様式の建物とともに貴重な文化資産になっている。◇英名はCathedral, Alcázar and Archivo de Indias in Seville

出典 講談社世界遺産詳解について 情報

梅雨の季節に入ること。つゆ入り。毎年6月中旬~7月中旬の約1ヵ月間,九州から東北地方は梅雨の季節に入る。これは,北方のオホーツク海高気圧と南方の小笠原高気圧とに挟まれて,揚子江流域から九州,四国,本州...

入梅の用語解説を読む