ソフィアローレン(その他表記)Sophia Loren

現代外国人名録2016 「ソフィアローレン」の解説

ソフィア ローレン
Sophia Loren

職業・肩書
女優

国籍
イタリア

生年月日
1934年9月20日

出生地
ローマ

本名
シコローネ,ソフィア・ヴィラーニ〈Scicolone,Sofia Villani〉

勲章褒章
レジオン・ド・ヌール勲章シュバリエ章〔1991年〕

受賞
アカデミー賞主演女優賞(第34回,1961年度)〔1962年〕「ふたりの女」,アカデミー賞名誉賞(第63回,1990年度)〔1991年〕,ベネチア国際映画祭最優秀女優賞(第19回)〔1958年〕「黒い蘭」,カンヌ国際映画祭主演女優賞(第14回)〔1961年〕「ふたりの女」,モスクワ国際映画祭銀賞(第4回)〔1965年〕,ベルリン国際映画祭金熊名誉賞(第44回)〔1994年〕,ゴールデン・グローブ賞セシル・B.デミル賞(第52回,1994年度),ベネチア国際映画祭特別功労賞(第55回)〔1998年〕,モスクワ国際映画祭名誉賞(第20回)〔1998年〕,グラミー賞(最優秀児童向け朗読アルバム賞,第46回,2003年度)〔2004年〕「ピーターと狼/狼のたどる道」,世界文化賞(演劇映像部門)〔2010年〕

経歴
私生児に生まれ、苦労して育つ。1950年ナポリの海の女王コンテストの一人に選ばれたのを機に演劇学校へ。’51年「クォ・ヴァディス」にエキストラ出演。プロデューサーのカルロ・ポンティと知り合い、’52年「Africa Sotto I Mari(海底アフリカ)」(日本未公開)に主演、注目を集めた。’54年ポンティ&ラウレンティス製作の「河の女」に主演、野生的なエロティシズムで世界中に知られるようになり、’57年「誇りと情熱」でハリウッド映画にもデビュー。’61年「ふたりの女」(ヴィットリオ・デ・シーカ監督)でカンヌ国際映画祭主演女優賞とアカデミー賞主演女優賞を獲得し、演技派女優としての国際的な評価を確立した。’57年メキシコでポンティと結婚したが、重婚罪で訴えられ結婚は無効。長い同棲生活の末、’66年パリで結婚が認められた。’90年外国映画の出演者としては初めて、アカデミー賞名誉賞を受賞。2004年二男エドアルド・ポンティの初監督作品「微笑みに出逢う街角」で出演100作目を迎える。他の代表作に「島の女」(1957年)、「黒い蘭」(’58年)、「昨日・今日・明日」(’63年)、「イタリア式結婚狂騒曲」(’64年)、「レディ L」(’65年)、「チャップリン伯爵夫人」(’65年)、「アラベスク」(’66年)、「ひまわり」(’70年)、「ラ・マンチャの男」(’72年)、「カサンドラ・クロス」「特別の一日」(’77年)、「リベンジャー」(’79年)、「プレタポルテ」(’94年)、「NINE」(2009年)など。「昨日・今日・明日」など14作品で共演したマルチェロ・マストロヤンニとの黄金コンビでも知られる。’79年「ソフィア・ローレン、生きて、愛した」(共著)を出版。’92年国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)親善大使としてアフリカのソマリアとケニア救済を訴える。’94年ハリウッド名物の“ウォーク・オブ・フェーム(名声舗道)”に仲間入り。2004年クリントン元米国大統領、ゴルバチョフ元ソ連大統領と共に児童向けアルバムの朗読でグラミー賞を受賞。1975年本田技研工業のバイクのCM撮影のため初来日。2008年29年ぶりに来日。戦後イタリアを代表する女優。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

20世紀西洋人名事典 「ソフィアローレン」の解説

ソフィア ローレン
Sophia Loren


1934.9.20 -
イタリアの女優。
ローマ生まれ。
本名ソフィア・シコローネ〈Sofia Villani Scicolone〉。
1950年ナポリでの海の女王コンテストに入賞、同年の「クォ・ヴァディス」のエキストラ役で映画デビュー。’52年、芸名をソフィア・ラッザーロからソフィア・ローレンに改名。’54年の「河の女」で世界的名声を獲得し、「黒い蘭」(’59年)でベネチア映画祭主演女優賞、「ふたりの女」(’61年)ではアカデミー主演女優賞、カンヌ映画祭主演女優賞を受賞。作品は他に「ひまわり」(’69年)、「プラス・ターゲット」(’80年)等多数。私生活では大プロデューサーのカルロ・ポアンティとの結婚が重婚罪で訴えられ、9年後に正式に結婚成立。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

367日誕生日大事典 「ソフィアローレン」の解説

ソフィア ローレン

生年月日:1934年9月20日
フランスの女優

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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