タラウド諸島(読み)タラウドショトウ

デジタル大辞泉 「タラウド諸島」の意味・読み・例文・類語

タラウド‐しょとう〔‐シヨタウ〕【タラウド諸島】

Kepulauan Talaudインドネシア北部の諸島スラウェシ島ミンダナオ島の間に位置し、セレベス海太平洋に挟まれる。主島カラケロン島をはじめ、サレバブ島、カブルアン島などの島々からなる。主な町はカラケロン島西岸のベオ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

日本大百科全書(ニッポニカ) 「タラウド諸島」の意味・わかりやすい解説

タラウド諸島
たらうどしょとう
Kepulauan Talaud

インドネシア、モルッカ諸島ハルマヘラ島とフィリピンのミンダナオ島の間に位置する諸島。主島のカラケロンKarakelong島をはじめサレバブ、カブルアン、ヌヌサなどの島々からなる。面積1300平方キロメートル。主産物にはコプラ皮革サゴヤシ、黒檀(こくたん)などがある。住民はスラウェシ島のミナハサ系の人々が大部分を占める。中心地はカラケロン島西岸のベオBeoである。1677年オランダ人が初めて来島した。カラケロン島以外は開発が遅れている。

[上野福男]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android