デジタル大辞泉
「タリハ」の意味・読み・例文・類語
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タリハ
Tarija
ボリビア南部,タリハ県の県都。スクレの南南東約 280km,アンデス山脈中のタリハ川河谷にあり,標高約 1900m。周辺の肥沃な農業地帯の商業中心地で,トウモロコシ,野菜,小麦,ジャガイモ,ブドウなどを集散。パンアメリカン・ハイウェーから分岐する道路が通じるが,貨物輸送が困難なため,農産物はほとんど地元で消費される。 1574年スペイン人によって建設された古い町で,住民は信仰心が厚いことで知られる。また9月の第1~3の各日曜日に行われるニニョ (スペイン語で「子供」の意) 行列は有名。市内にはフアン・ミサエル・サラチョ大学 (1946) がある。人口9万 115 (1992推計) 。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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タリハ
たりは
Tarija
南アメリカ中部、ボリビア南部の都市。アンデス山系のコルディエラ・オリエンタル山脈東斜面、標高1900メートルの高原盆地に位置する。人口15万3457(2001)。1574年にスペイン人が建設した同国最古の植民地都市の一つで、豊かなグアダルキビル川の流域の中心として発達した。アルゼンチン国境まで200キロメートル足らずであるが、道路状況は悪い。住民は南ヨーロッパ系とレバノン系が多く、カラフルな宗教行事で知られる。
[山本正三]
出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
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